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棋譜解析の見方

最終更新:2026年10月21日

将棋解析で棋譜を解析(分析)すると、検討画面で勝率の推移グラフ・盤の印・指した手と最善手・次の候補手が分かります。数字とグラフは、すべて自分(読み込む時に選んだ側)から見た値です。このページでは、それぞれの見方を説明します。

勝率と評価値はどう違いますか

評価値はエンジンがその局面をどれだけ有利と見るかの点数で、勝率は評価値から換算した値です。評価値 0 が勝率 50% で、+600 で約 73%、+2000 で約 97% になります(マイナスは裏返しで、−600 で約 27%)。

勝率は評価値が大きくなるほど 100% に近づき、動きが小さくなります。そのため、形勢に大差がついた局面では、悪手の判定に評価値の差も使います(下の「疑問手・悪手・大悪手はどう決まりますか」)。

勝率の推移グラフはどう見ますか

盤の上のグラフは、一手ごとの自分の勝率を線で示します。線が大きく下がった所が、勝率を大きく落とした手です。グラフを押すと、その局面へ移ります。

棋譜一覧の各行にも小さな勝率グラフと大悪手の印が出るので、見直したい対局を一覧から選べます。

盤の印(◎ ○ △ ×)は何を表していますか

盤の印は、直前に指した手が最善手どおりだったかを表します。印は、その手を指したマスの右上に出ます。

◎最善手と一致
○最善手ではないが、勝率の下がり幅が 5 ポイント未満
△(藍)疑問手 — 勝率が 5 ポイント以上下がった
△(赤)悪手 — 勝率が 10 ポイント以上下がった
×大悪手 — 勝率が 20 ポイント以上下がった

相手の手にも、相手から見た印が淡い色で付きます。

疑問手・悪手・大悪手はどう決まりますか

指す前と指した後の勝率の差で決めます。5 ポイント以上で疑問手、10 ポイント以上で悪手、20 ポイント以上で大悪手です。指す前の評価値が ±2000 の外(形勢に大差がついた局面)では、評価値の差でも判定し(600 以上で疑問手・1200 以上で悪手・2000 以上で大悪手)、重い方を採ります。

最善手が詰みの局面では、評価値の差は使わず勝率の差だけで判定します。

指した手と最善手はどこで比べますか

盤の下の本譜の行で比べます。1 段目は「第N手」と指した手、2 段目は「最善」と最善手で、それぞれの右にその手を指した後の評価値と勝率が出ます。指した手が最善手どおりなら「◎ 最善手と一致」と出ます。

分類(疑問手・悪手・大悪手)と勝率の差(例: 大悪手 −23.0pt)は、指した手の後ろに出ます。「最善」の手を押すと、盤の上に点線で示します。

候補手と読み筋はどう見ますか

「次の候補手」には、次に指す側の候補手が 3 つ、評価値と勝率の高い順に並びます。最善手は盤の上に矢印で示します。候補手を押すと、その先の読み筋を盤で一手ずつ再生できます。

最善手に狙いがある時は、「王手飛車取り狙い」のように言葉で添えます。候補手にない手は、盤の駒を動かせばその場で解析します(試し指し)。

〈好機〉〈警戒〉とは何ですか

局面の注目ポイントです。〈好機〉は両取り・串刺し・空き王手・詰みなど得をする手がある局面に、〈警戒〉は相手の狙いがある局面や、自分の玉に詰めろがかかっている局面に出ます。詰めろは「詰めろ(受けないと 5手詰)」のように詰みの手数も示します。

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